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パナソニックのドライヤーから風が出ないので自分で分解掃除してみた【ナノケア】

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約6年間使っていたパナソニック製ドライヤーのナノケア、いきなり風が出なくなってしまいました。

去年も急に温風が出なくなったことがあり、これで2回目です。

前回は、以下の手順で分解掃除をしたところ、温風が出るようになったので今回も分解掃除をしてみました。

分解掃除の作業と難易度はこちら。
②までやってみて直らなければたぶん諦めるしかないです。。

①フィルター掃除【難易度:低】
②サーモスタット(センサ)部分の掃除【難易度:中】
③分解修理【難易度:高 ← ほぼ直せない。笑】

分解掃除はあくまでも自己責任でお願いします。

突然ドライヤーの温風が出なくなった

前回は、使っていたら突然冷たい風しか出なくなりました。

今回は、そもそも風が出なくなりました。。

どうも異なる原因のような気がしますが、まずは同じ手順で分解掃除をしてみます。

約6年間使っていたパナソニック製ドライヤーのナノケアの分解掃除および分解修理スタートです。

6年使ってますが高いドライヤーなので、なんとか使えるように修理したい・・・!

Panasonic ヘアードライヤー ナノケア(ビビッドピンク) EH-NA9B-VP

温風が出ないドライヤーの分解掃除をする

ドライヤーの分解手順(①フィルター掃除)

さあパナソニックのドライヤーを分解していきましょう。

ファンのフィルター部分を外していきます。

写真上部分のねじ1本をプラスドライバーで外します。

図3

フィルターのカバーが外れました。

めっちゃホコリが溜まっていました。

フィルターのホコリをきれいにします。

図4

フィルターのホコリが原因で温風が出ない場合もあるので、まずはフィルター掃除で温風が出るか確認してみてください。

ドライヤーの分解手順(②サーモススタット部分の掃除)

まずはヒンジ部(持ち手の部分)のねじ2本をドライバーで外します。

図1

図2

下側のねじ2本外して本体カバーを外しましょう。

図5
図6
図7
図8

写真の赤丸の部分がサーモスタットです。

ドライヤーを使っているときに、緑色の光が見えるときはこのサーモスタットの温度保護機能が働いている状態です。

ここの周辺にもホコリが溜まっていたら掃除しておきます。

以前はここまで分解掃除したら、温風が出るようになりましたが今回は全く直る気配がありません。。

図9

ドライヤーの分解手順(③分解修理)

ここまでやっても温風が出なかったので、原因を突き止めてやろうと思い、さらに分解を進めていきます。

ヒューズが切れているのかとも思ったので念のため確認。
2つあるヒューズをテスターで導通確認したところどちらも正常でした。

図10

ここまで分解したところで電源を入れてみました。

ヒーターは熱くなっているのですが、ファンが回りませんでした。

ヒーターが動作しているためヒーター部分は正常。
熱くなっているためサーモスタットの保護が原因でもない。

それらから、ファンを回しているモータ(もしくは駆動回路)が原因かなと推定。

図11

図12
ファン用モータだけ外してみました。

図13

接続を見るとモータ駆動用の回路はこのような感じです。
ダイオードの全波整流回路ですね。

図14

回路に交流電圧100Vを印加してみました。
ダイオードの端子間にAC100Vがきてることは確認できました。

図16

出力側であるコンデンサ端子間の電圧を確認します。
出力電圧は約137Vの直流電圧となり、回路としては問題なく整流できていると思われます。

図15

モータの端子間に電圧が正常に印加されているにも関わらず、モータは回っていませんでした。

やはり今回はモータが故障してしまっていたようですね・・・うーん。

これはもう修理しようがないので諦めることに。。

結局ドライヤーを買いなおすことにした

さすがにモータを交換するのはハードルが高そう(というか交換用のモータ売ってるのか?)なので、新しいドライヤーを買うことにしました。

ドライヤーなし生活はつらいので、ネットで口コミがよく、お手頃なこちらを購入しました。

ナノケアよりもかなり手ごろな価格でしたが、風量も強く、乾燥時間も早くなりました。

イオン機能がいらない方はこちらの方がおすすめできます。

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