2019年に息子が産まれて、無添加生活を始めたGal Coffeeといいます。
このブログを書いている2022年の時点で無添加生活を始めて約3年が経ちました。
無添加生活を始めてよかったことが多くありますが
買い物する場所や買うものが限られてきたり
人との付き合いに神経質になってしまったり
と無添加生活を続けるのはいろいろと大変です。
目次
無添加生活を始めた理由
無添加生活を始めた理由は子どもが産まれたことがキッカケでした。
それまでは1円でも安いものを買い求め、値札だけ見て選ぶのが買い物だと思っていました。
無添加生活のはじまりは調味料から
もともと夫婦ともに外食が大好きでいろいろ食べ歩き、エンゲル係数が高い家庭でした。
しかし、子どもが産まれたことで外食に行くことが難しくなり、生活が一変しました。
そこで、家での食事のクオリティを上げよう!ということで、使っている調味料をこだわりだしたのが無添加生活のはじまりでした。
このときはまだ食品添加物や農薬のこともわからず、日本の食品の安全性に疑問を持つことすらない状態でした。
調味料はまずは料理の基本となる『醤油』と『みりん』、そして『味噌』をこだわって選ぶようになりました。
醤油
醤油は南蔵商店のたまり醤油『わらべうた』
たまり醤油はうまみがハンパなく、これまで使っていたヤスモノのPETボトル醤油から変えて料理が数段階グレードアップしました。
ただし、南蔵商店の醤油はとても美味しいのですが続けるにはかなりコスパが悪く、最近はコスパと味のバランスを取って井上古式じょうゆを主に使っています。
みりん
みりんは角谷文治郎商店の『三州三河みりん』
みりんはそのままアルコールとして飲んでも美味しく、普段お酒を飲まない私でもロックで美味しくいただけました。(シロップみたいに甘い!)
スーパーでも700ml瓶は売ってるのを見かけますが、ネットでは1.8L瓶が売っていうのでこちらが安くておすすめです。
味噌
味噌ははじめに全国のいろんな味噌をお試しできるセットを楽天で購入しました!
そのあと味噌屋さんでいろいろ味噌を食べ比べた結果、わが家の好みは塩味が控えめで優しい甘さのある『円熟』に落ち着きました。
これらのおいしい調味料を一度使ってしまうと元のヤスモノ(偽物)調味料には戻れませんよ。
添加物まみれの食品の裏側を知る
料理のグレードアップのためにほかの調味料もこだわりだすと、『食品添加物』の存在を知ることになりました。
・醤油やみりんの作られる発酵過程は長い年月がかかること
・食品添加物を使って短期間で安く、美味しい味に仕上げていること
調味料を選んでいくとこのようなことを目にすることになりました。
そこから食品添加物についてネットや書籍で学んでいき、無添加生活を始めることになりました。
安部司さんが書かれた『食品の裏側』を読んで、食品添加物まみれの食品の現実を知ることになりました。
著者の阿部司さんは元添加物メーカーのご出身。
脅したような内容ですが、これが日本の食品の真実なのでしょう。
加工食品であるミートボールやソーセージの話を読んで、『たしかにな』と納得しました。
原材料のはずの豚肉ミンチよりも加工された食品の方が安いってよく考えるとおかしいですよね。
それから普段スーパーで買っていた食品の原材料表記を確認するようになりました。
無添加、オーガニックのものを選ぶようになる
それからというものネットで無添加のものを調べたり、自然食品店で見つけたものを買うようになりました。
野菜は○〇で、お肉は△△で買うなど買いまわるのが面倒なので、主に生協の宅配『生活クラブ』や楽天を利用して食材を購入するようになりました。
また、無添加生活を始めて『アニマルウェル』という動物愛護的な考えを知りました。
詳しくは別のブログで書きますが、食肉産業の飼育環境はかなり劣悪なものが多いです。
そういう現実を知ったことで、毎日食べていた食肉の消費頻度を減らして、タンパク質の摂取に豆や魚を取り入れたりと食生活が変わっていきました。
無添加生活を始めていままで買ったことのない食材を使うことが増えて、料理のレパートリーが広がったことが楽しみになっています。
子どもが口にするものを一番に考える
子どもの舌は大人以上に敏感です。
少しの酸味や辛味など大人じゃわからない程度に入れていてもわかって食べなくなります。
せっかく持っている味覚を潰したくないので、化学調味料をはじめとした食品添加物を含んだ食品は与えていません。
毎日与えるおやつはなるべく手作り、もしくは無添加のものを与えるようにしています。
まとめ
まだまだ無添加食品やオーガニック食材は高いのが現実です。
それは消費者が安いものを求めているため、高品質で価格が高い商品の需要が少なく、スーパーなどの大きな商流に乗せることができないためです。
いま話題のSDGsや倫理的な(エシカル)観点からも、正しい知識をつけてより良い商品を選ぶことが消費者に求められていることだと思っています。
消費者である私たちが未来のために持続可能な商品を選ぶようになることで、無添加商品やオーガニック食材の生産者が増えていったり、入手しやすくなればいいなと思っています。
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